巨匠行く「坂の下の音」

ご存知の通り
音楽家の坂本龍一さんが亡くなりなりました。

私たちのような食の立場から音楽を語る資格はありませんが、
音楽が奏でてくれる穏やかな時間は、食卓には欠かせません。

また当研究所の運営者ひとりひとりの人間性の構築にも
多大なる影響を与えてくれた坂本さん。

どんな影響があったのか振り返って残しておきたいと思いました。

まずは、天野龍の出会い。
それは確かフジテレビで深夜に放送されていた1996ライブ。

天野少年は、Tong Pooという曲にまず衝撃をうけました。
映像では、坂本さんのピアノとチェロとバイオリンというトリオ編成。
躍動感のある唯一無二の音楽。
それまで歌謡曲に代表されるいわゆる歌モノしか聞いてこなかったオリコン世代のわたし。

歌がなくても、こんなに人の心を躍らせられるのか
と感激したことをいまでも覚えています。
録画ビデオテープが擦り切れるほど繰り返し観たなあ。笑

この動画のチェロ奏者
ジャキス・モレレンバウムさんは、
2005年に福岡アクロスシンフォニーホールでの
ブラジル人の世界的アーティスト
カエターノ・ヴェローゾの来日公演でも
響きを聞かせていただきました
(その後の来日が叶っていませんぜひ再来日を!)

余談ですが、
坂本龍一さんの祖先は、福岡県朝倉市三奈木黒田家の家臣でした。

ただの偶然ではありますが、わたしたちは
三奈木のヒト、景観、米に魅かれ
三奈木の生産者から長期にわたり販売契約をいただいています。

朝倉水害の際には
坂本さん自らが朝倉に義援金を贈られたニュースも話題になりました。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20230403/5010019812.html

朝倉・三奈木をこよなく愛していた坂本さん。
坂本さんのルーツにある三奈木の景観をまもる
微力ながら米の販売支援でサポートしていきます。

朝倉・三奈木の米
https://www.omotenashigohan.com/items/74402085

坂本さん、すばらしい音楽体験をありがとうございました。

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この方とも同じ時代を生きていることにありがたみを感じます。

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