本物で育てる

弊社の精米工場に、町内保育園の年長組さんが見学に来てくれました。
以下、一緒に来てくださった園長の園内便りです。掲載の許可をいただいたので、ご紹介します。

「仕事の現場をもっと子どもたちに見せたい」

年長組の子どもたちが田植えをし、稲刈りをし(保護者の方と一緒に)、
天日干しをし、脱穀したお米を天野米屋さんに精米してもらいに行く(年少組・玄ちゃんち)


大きい倉庫の中に入ると、見上げる位高く大きい精米機に、みんな「わーっ」と見上げている。
もみに入った米を入れると、大きい音がしてお米が上に上がっていく。
まずゴミなどを取り除くとのこと。そしてもみともみが擦れあい、お米になっていくそうだ。


できるだけお米にストレスをかけず、美味しく仕上がる工夫にびっくり。
できたぬかを「甘い」と味見させていただいたり、金属探知機を動かしていただいたり…。
倉庫の天井まで積み上げられた米を、フォークリフトで積み上げるところなども見せていただく。
子どもたちはすごく集中して龍さん(玄ちゃん父)の話を聞いていた。

園に帰ったら数人の子が(大きくなったら御米屋さんになる)と言っていた。(Y、T、Y、R、T、Hなど…)
胚芽のところから芽が出ることを伝え、胚芽米にしてもらう。
実際に見ることで子どもたちは具体的にわかり、仕事に興味を持つ。
もっといろんな仕事の現場を子どもたちに見せたいと痛切に思う。

そして早速ご飯だけの巻き寿司作りをする。
その朝R「僕、本当のお寿司屋さんが使っとったまきすを、じいちゃんから借りて持ってきた。
お寿司の匂いがする」など、すごくうれしそうに、まきす、エプロン、しゃもじなどを持って登園した。

ころころ保育園