穏やかな成功をつかむためのシンプルな心構え

シンプルだなあ。ミニマリストな経営。
大きくても小さくても
生きていける道はある。

 

勇気をもらう一冊です。

 

売り上げを減らそう
たどりついたのは業績至上主義からの解放

国産牛ステーキ丼専門店佰食屋
中村朱美著

 

心に響いた箇所を記録にのこします。

 

28ページ
本当に働きたいと思える会社の条件は
「家族みんなで揃って晩ご飯が食べられること」
それが私たちにとって大切なことだったのです

 

39ページ
できるだけ多くの人が「穏やかな成功」をつかめるように。
誰もが幸せな暮らしを諦めないですむように。

 

90ページ
従業員にとって一番重要なのは
自分のための時間です。

 

わたし自身、経営者ではありますか、
事業成長には興味がありません。

 

それよりもっと、
穏やかな幸せ、穏やかな成功を求めています。

 

よく、夫と二人で、なにに幸せを感じるのか、
自分たちの価値観について話し合うことがあります。

 

118ページ
ロボットでもできる仕事を
人間がするからこそ生まれる改善

 

毎日毎日同じことを繰り返していると
なにも考えなくても、自然と身体が働くようになります。

 

頭が空っぽになって、
ほかのことを考えられる余裕が生まれます。

 

そこが私たちの狙いなのです。

 

120ページ
愛のない仕事は仕事じゃない

 

愛にはお金がかかりません。けれども手間がかかります。
従業員たちが自分の判断できちんとそれを考え、実行できるか。
その手間は愛だ、と教えることが、わたしの仕事だと考えています。

 

123ページ

会社や経営者のご機嫌取りをするのではなく、
もっと楽しく働けるようになるため、お客さんに喜んでいただくために、
できることに取り組んでもらいたいものです。

 

186ページ
労働者市場の最前線から撤退した

 

「優秀な人材」って、
会社の目指す方向や価値観によって当然違ってくるのものじゃないですか。

 

それをいかに適切に定義して、明確にできるかどうかは、
労働者人口が不足するこれからの世の中において、とても重要なことです。

 

売上増も多店舗展開も捨てました。

 

ですから、労働者市場最前線にいる彼らは「優秀な人材」では無いのです。

 

244ページ
無理せず働き続けることができる
「持続可能な働き方」を自分の手でつかむことです。

 

どんな時代になっても、
どんな状況になっても稼げる仕組みを作ること、その力を持つこと。

 

そして、自分の欲しい人生、
それが年収500万円だろうと、1000万円であろうと、

 

「これ以上は売らない」「これ以上働かない」と決めること。

 

 

以上、ご覧いただき有り難うございました。