人間の価値は、それぞれが自己の信念に生きることである。

ライフネット生命創業者の出口治明さん推薦本
「クアトロラガッツィ天正少年使節と世界帝国(若桑みどり著)」
年末年始休暇に500ページの大作を読了できました。

出口会長いや今年からはAPU立命館アジア太平洋大学出口学長、
ご紹介ありがとうございました!

 

大切なことは、人と本と旅から学んできたという出口さん。
当研究所の構想をねる際に非常に参考にさせていただきました。
以下、数点抜粋します。

 

自分や家族、会社、社会へのまなざし

一番むずかしいのは、自分のように他人を愛することである。
たとえ信仰のために命を投げ出しても愛がなければなんの価値もない。

 

信念>恐れ

信長は、なんぴとにも、一度として外国人にも恐れを抱かなかった。
彼は秀吉や家康が当時日本に住んでいた外国人に心から恐怖を抱いていたのに反して、
自分自身ならびにその祖国の実力について確乎たる信念をもっていたからである。

 

微力の積み重ねが歴史をつくる

時代の流れを握った者だけが歴史を作るのではない。権力を握った者だけが偉大なのではない。
ここは権力にさからい、これと戦った無名の人びとがおおぜい出てくる。
これらの少年たちは、みずから強い意志をもってそれぞれの人生をまっとうした。
したがって彼らはその人生においてヒーローだ。
そしてもし無名の無数の人びとがみなヒーローでなかったら、歴史をたどることになんの意味があるだろうか。
なぜならわたしたちの多くはその無名のひとりなのだから。

 

時代の波に翻弄されながらも、力強く生きる主人公たちから大きな勇気をいただきました。

さあ私たちも「あなたの食卓をにぎやかにして、あなたの毎日をごきげんにするために」活動していこう。