このお金は誰のため

夏休みは終わったはずなのですが
8月のような暑さが続く九州北部です。
いかがおすごしでしょうか。

夏休みといえば宿題。
そのなかの読書感想文。
基山中学校にかよう長男が添付写真の本
「きみのお金は誰のため(田内学著)」を読んで
感想文をかきました。

そうとう面白い!と反応があり
「せっかくだったら読書感想文も書いてみたら?」
とそそのかしたところ
普段は素直ではない息子が
アドバイス通り読書感想文のテーマにしていました。

ということで
息子の反応に動かされて読んだ本。
小説じたてで記憶に残る1冊
お金と未来の向き合い方が上質になる内容。
抜粋して紹介します。

お金に目がくらむと
当たり前を忘れてしまうんや。
全体を考えれば
土地や株の値段自体が上がることに
大した意味はない。

それよりも未来の幸せにつながる
社会の蓄積を増やすことのほうが重要や



昔からの莫大な蓄積が

今の豊かな暮らしを作っている

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若い時間が未来をつくる

投資とは未来への提案
こういう製品やサービスがあったら
未来はよくなるんちゃうかと
みんなに提案しているんや

贈与が世界をつくるんや。
君らは、僕の話を聞いて、未来のために
何かをしようと思う。次の贈与につながるんや。
世界は贈与でできているんや。

自分から他人、他人から自分への贈与であり、
過去から現在、現在から未来へと続く贈与なんや。
その結果、僕らは支え合って生きていけるし、
より良い未来を作れる。

それを補っているのがお金やと僕は位置づけている。
「社会に出て何ができるかなんてさっぱりわからないんです」
あせらんでも、ゆっくり見つけたらええんや

以上です。
お金との向き合い方がかわることで
暮らし方も上質になります。

ぜひ基山図書館もご活用ください。
小郡、鳥栖、久留米の方もご利用いただけます。