地元基山でAPU(立命館アジア太平洋大学)出口治明学長の講演会がありました。
テーマは「これからの時代に必要な学び」。
わたしの大学時代に開学したAPU。現在までに152の国と地域から日本に留学。
在校生の50.6%が留学生で、1回生のときは二人一部屋(日本人と留学生)の寮に入るそうです。
「若者の国連」という学長、言い得て妙ですね。
さて、講演内容を紹介します。
————
これまではものづくりの時代、これからはアイデアの時代といいます。
そこでどう子どもを育てていけばいいのか。
保護者むけに「こうしてほしい」と語り掛けられた一節を紹介します。
1.ほかの人とくらべない
2.行動をうながす
3.すきなことをやらせ、ほめて伸ばす
なぜ勉強するのか?
1.サッカーする
2.サッカーみる
サッカーを学べば、するかみるか選べる
どちらがいいか?
選択肢が増えるとたのしい
なぜたのしいか?
たくさん稼げる
いろんなことができる
人生がたのしくなる
勉強するということ
・しりたい、しらべたいという好奇心をもつ
ピークは18歳か19歳
・勉強するのはたのしいという経験
癖を中高でつける
・受験勉強は終われば忘れる、自分の好奇心で学んだことは一生わすれない
・徹底的にやるくせ
いい友達と
・友達と教え合い、励まし合い、競争しあい
・世界トップレベルの大学は授業はインターネット
教材を寮で友達と勉強している
・人はひとりでは勉強できない
なぜグローバルに学ぶ必要があるか?
・日本は資源の少ない国
豊かな生活を守るためには資源を他国から確保する必要がある
世界をちゃんと見る
・タテ 昔はどうだったか?
・ヨコ 他国はどうか?
・算数 本当か?
創造力を育むために
・ひとりひとり違うことは当たり前だと知る
・自分は自分 やりたいことを徹底してやり自信をもつ
・未知の人ものこと出合い刺激を受ける
・多様性がたのしい人生になる
————
興味があり、実際に別府にある大学にお邪魔しました。
まるで海外の大学にでもいるよう。
英語をはじめ世界各地の言葉が飛び交っています。
それだけでなく各々のアイデンティティを象徴するようなオシャレをしています。
艶やかな民族衣装が印象的でした。
また、学食を覗いてみました。見学だけでなく試食してきました。
世界各地の料理がならび見ているだけでも楽しい。エスニックやハラール。
連れて行った子どもたちも興味津々。日常を飛び出すことは大事ですね。
グリーンカレーを美味しくいただきました。
ぜひ私たちとしては二人一部屋の寮生の食卓を覗いてみたものです。
きっとおもしろい光景が広がっていることでしょう。